自分の小さな箱から脱出する方法

ちょっと思ったこと。



よく「自分らしく生きる」「自分らしく振る舞う」「自分のキャラじゃない」 って言葉をよく聞くけど


「自分らしい」ということを考えているのはやっぱり「自分」なわけで、他人が「自分らしい」私を指摘してくれるわけでも教えてくれるわけでもない。


つまり「自分らしく生きる」というのは、「自分の知りえる自分ができること」の範疇でしか思考・行動できないわけで、自分が想定できないことは行動できないことになっちゃうわけですよね。

これはすごいバカで、すごいもったいないことやと思う。


その人は他人ができないすごいことをできる能力があるのに、自分で「そんな大それたことはできない。自分のキャラじゃない」と思うだけで、その人の将来の選択肢から可能性がばっさり切り落とされる。


「ヒトは、自分の知らないことは”存在しないこと”として認知される」というのは真理やと思う。


というわけで、特に若いうちほど「これは自分には向いてないな〜自分のキャラじゃないな〜」と思うものこそ、試しにちょこっとやってみる、というトライを繰り返さないといけない。

向上心がある・ない、競争心がある・ないってことに関係なく、ちょこっとトライを続けとけば自分の予想しないオモシロいことが起こる可能性が上がると思うんやけど、どうですかね?



こういうのって生まれつきの性格とかキャラじゃなくて「習得できる技術」やと思ってる(そうあってほしいと希望してる)んやけどどうかね〜



「自分の殻を破る」って言葉があるけど、心理学の言葉で「自分の小さな箱から脱出する」と言うらしい。こちらの方がお気に入り。

個人的には、学問を積むよりは自分の箱から脱出したほうがオモシロい人間になれると思う。

「自分らしい」をキープし続けるのってそんなに大事かね?どう思います?